Instagram(インスタグラム)動画広告の基本から効果的な使い方

インターネット広告にはバナー広告やリスティング広告など、いろいろな種類がありますが、その中でも効果が高いといわれているのが「動画広告」です。
編集にさまざまな工夫を凝らした動画は視覚に訴えかける力が大きく、認知度の向上、ブランディング、集客など多くの面に効果をもたらすことがわかっています。

動画広告はYouTubeやFacebook、Instagramなど、様々なプラットフォームを利用して配信できるということを皆さんもご存知かと思いますが、プラットフォームごとの違いや特徴を理解し、それぞれに合った動画制作を行うことが大切になります。

さて、今回はInstagramの動画広告について解説していきます。
「Instagramの動画広告の特徴」や「効果を出すためのポイント」をわかりやすくお伝えしますので、配信をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

instagram(インスタグラム)の基本情報

まず、InstagramとはどのようなSNSなのか、特徴やユーザー層を理解しておきましょう。

◆Instagram(インスタグラム)の特徴

・写真投稿がメイン

・ハッシュタグ(検索を使うユーザーが多い

・ストーリーズ(24時間で消滅する投稿)機能がある

・匿名投稿が可能

・拡散機能なし

Instagramは文章よりも写真投稿がメインのSNSです。

ハッシュタグ(#)や写真へのタグ付け機能を使うユーザーが多く、1投稿に複数のタグを付ける傾向にあります。

購買の意思決定のための情報収集ツール」としても使われており、特定の商品の口コミを調べたいときや、新しいアイテムやコンテンツを発見したいときなどにタグ検索が利用されることも特徴の一つです。

◆主なユーザー層

・国内利用者3000万人以上

・10代~30代の利用率が高い

・男性よりも女性の利用率がやや高め

Facebookの公式発表によると、日本におけるInstagramのアクティブユーザーは2019年時点で3300万人以上となっています。
なかでも10代~30代、美容やファッション、グルメなどの流行に敏感な女性の利用頻度が最も高く、いわゆる「インスタ映え」と呼ばれる見た目が華やかで美しい写真が好まれる傾向にあります。

Instagram動画広告では、他のプラットフォームに比べて、見映えの良さやデザイン性にも気を配る必要があるでしょう。

また、最近では40代以上のユーザーも増加傾向にありますが、YouTubeと比較するとInstagramの利用率はそこまで高くないことがわかっています。
シニア層や40代50代のビジネスマンへアプローチする場合には、InstagramよりもFacebookやYouTubeで動画広告を配信する方が効果的かもしれません。


情報元:2020年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査結果サマリー|MMD研究所
画像データ引用:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1910.html

Instagram動画広告の種類・サイズ

Instagramで配信できる広告は次の3種類です。

・フィード広告
・ストーリーズ広告
・ディスカバリー(発見)広告

それぞれの違いやデザイン要件、メリットについて詳しくご説明いたします。

フィード広告

フィード広告はメインフィード上に表示される広告です。
ユーザーがフォローするアカウントの投稿に混じって広告が流れます。
正方形型の投稿が一般的ですが、横型、縦型での投稿も可能です。

Web上の広告は興味がなければスルーされてしまう傾向にありますが、フィード広告はタイムライン上に溶け込む形で自然に出てくるため目に留まりやすく、ターゲット設定が正しくできればじっくり見てもらえる可能性も高いでしょう。


参照:Instagramフィード広告のデザイン要件|Facebook
https://ja-jp.facebook.com/business/help/430958953753149?id=1997185213680277

◉フィード広告を利用するメリット

・他の投稿になじむ形で広告配信ができる

・キャプション(文章)で補足説明ができる

・ハッシュタグ(#)を活用した検索やキャンペーン効果が期待できる

ストーリーズ広告

次にInstagramの人気機能のひとつである「ストーリーズ」で流せる広告について、ご説明いたします。

フィードの上部に流れる丸型のアイコンが目印で、クリックすると投稿内容を見ることができますが、投稿から24時間経過すると消滅してしまうというのがストーリーズの特徴です。

ストーリーズ広告は、一般のストーリーズの投稿に混じって表示されます。
縦長のフルスクリーンで動画広告を配信できることや、広告感が低いことが特徴で、自社サイトやLP(ランディングページ)に誘導することも可能です。


参照:Instagramストーリーズ広告のデザイン要件|Facebook
https://ja-jp.facebook.com/business/help/430958953753149?id=1997185213680277

◉ストーリーズ広告を利用するメリット

・ストーリーズは利用率が高いため、そのぶん見られる可能性も高い

・フルスクリーンサイズの動画で、より没入感と強いインパクトを与えられる

・動画にリンク付けすることで、自社サイトやECサイトに誘導できる

発見タブ(ディスカバリー)広告

発見タブ(ディスカバリー)広告はInstagramの発見タブを通じて表示される広告です。
画面下部に表示されている虫眼鏡マークをタップすると発見タブが表示されます。
ワード検索ができたり、ユーザーのこれまでの行動履歴などに基づいてはじき出されたおすすめの投稿を、自動で表示してくれる機能です。

この機能は、趣味や関心のある事柄に対する新たな発見を求めているときに使用されるものですが、Facebookの公式サイトは、「発見タブを月に1回以上見ているInstagramアカウントは50%超」と発表しています。

この場合の動画広告はおすすめ投稿に混ざって表示されるのですが、注意すべき点として、グリッド(はじめに表示されるおすすめ一覧)に広告が出るわけではないということです。
ユーザーがおすすめ投稿一覧の中から何かひとつを選び、その投稿をスクロールして初めて広告が表示されます。

つまり、広告が表示されるには
1.発見タブ(虫眼鏡マーク)をタップ
2.グリッド(おすすめ一覧)の中から一つの投稿を選択し、画面をスクロールする
という、ユーザーの2段階のアクションが必要になるということを理解しておきましょう。

発見タブ広告の動画デザイン要件は、フィード広告の要件に準じます。

◉発見タブ広告を利用するメリット

・能動的に情報収集しているユーザーにリーチできる

・認知向上、新規顧客の獲得につながりやすい

・フィード広告のクリエイティブを再利用できる

 

Instagram広告の費用

Instagramの動画広告は、100円から出稿できます。
課金形態は複数あり、目的に応じて自動的に課金方法が決まります。(選ぶことも可能です。)

主な課金方法は、次の通りです。

加えて、予算も設定できます。
1日の予算などを設定しておくと、予算に達成した時点で配信は停止されます。

動画広告で効果を出すには、ターゲットと目的の設定が重要

Instagram広告で配信する強みは、細かなターゲティング設定ができることです。

Facebookのプラットフォームを使って広告の管理ができ、年齢・性別・地域の他、興味関心など、ユーザーの利用データに基づいた広告配信が可能です。
正しくターゲティング設定を行えば、少ない費用で狙いたい客層に最適なアプローチができるでしょう。

そこで大切になるのが、広告を配信するターゲットと目的を、明確にすることです。

これは配信先となるプラットフォームを決めるうえでも、重要となります。
必ず初めに、誰にどのような訴求をしたいのか、その目的を明確にしてから動画広告の制作を行いましょう。

ターゲット設定は、「20代の女性」「主婦」といったざっくりしたものではなく、「ペルソナ」という具体的な人物像を描くことをおすすめします。

ペルソナはどんな悩みを持っているのか?
何に興味があるのか?
自社の商品やサービスでどのようなアプローチができるのか?
と具体的に掘り下げて考えながら広告内容を企画することで、届けたいターゲットにしっかりと刺さる動画広告を制作することができるでしょう。

<ペルソナ設定についての参考記事はこちら>
◆動画制作における、ターゲットとペルソナの違いとは?
https://raidnet.jp/wp/raid_blog/dogaseisaku_target_and_perusona/

Instagram動画広告制作 4つのポイント

Instagramというプラットフォームの特徴を活かし、以下の4つのポイントを意識して動画広告を制作するとよいでしょう。

アピールポイントを絞る

動画広告を制作する際は「目的を明確にすることが大切」とお伝えしましたが、目的を達成するためには、動画広告で訴求する内容を絞ることもポイントになります。

広告を最初から最後までしっかりと見てもらえるとは限りませんし、短い再生時間の中であれこれと言いたいことを詰め込んでも伝えきれないでしょう。

ターゲットに「これだけは伝えたい」というメッセージを絞って、伝える動画にしましょう。

冒頭でつかむ

動画広告はつかみが肝心です。最初の1~3秒でメッセージを伝え、ユーザーの興味を惹きつけましょう。

よくストーリーは「起承転結」がよいと言われますが、動画広告においてはあまり当てはまらないでしょう。
元々ユーザーが能動的に見ようとしているものではないので、最初に興味を持ってもらえなければそのままスルーされてしまい、最後まで見てもらえる可能性は低くなります。

まずは、起承転結の「結」を持ってきてユーザーの関心をつかみ、そこから起承転結という流れでストーリーを展開していくのも効果的な方法のひとつです。
こうすることで、たとえ動画を最後まで見てもらえなくても、伝えるべきメッセージを届けることができます。

視覚的な見映えを重視する

動画の場合、映像の動きに合わせて文字やBGMを用いた視覚表現が可能であり、静止画よりも商品やサービスの良さ、イメージを詳しく伝えられることが利点です。

しかし、動画であればいいというわけではもちろんなく、そのクオリティにもこだわらなければなりません。
とりわけInstagramにおいては、いかにビジュアルで魅力を伝えるかか重要なポイントになります。

デザイン性・センスを売りにした商品やサービスのプロモーションをする場合には、特に動画の見映えの良さを意識しましょう。広告色、ビジネス色の強いものは敬遠される傾向にあります。

音声なしでも伝わる内容にする

ナレーションや効果音、おしゃれなBGMをつけた動画広告は印象に残りやすくなりますが、音声ありきの動画は避けた方が無難です。

Instagramの場合はYouTubeと違って、音声付きの動画を観たくても観ていないユーザーが多くおり、例えば電車の中や職場の休憩室など、音声が聞けない環境で観るというケースも少なくありません。

音を付けることはもちろん問題ないのですが、映像の見せ方や文字テロップなどを工夫して、消音で観てもメッセージを伝えられる動画広告にするとよいでしょう。

まとめ

今回はInstagram動画広告の基本や、効果を出すためのポイントについて解説してきました。
Instagramの特徴やユーザー層、動画広告の種類を理解したうえで、ぜひ、おしゃれ感や今っぽさのある見映えのよい動画広告を制作してみてください。

また、その他の動画広告については、こちらも参考にしてください。

<Facebook動画広告について>
Facebook動画広告の基本から効果的な使い方について、丁寧に解説します!
https://raidnet.jp/wp/raid_blog/facebook_dogakokoku_kihon_howto_kaisetu/

<Twitter動画広告について>
Twitter動画広告の基本から効果的な使い方について、解説します!
https://raidnet.jp/wp/raid_blog/sns_dougaseisaku_twitter_dougakoukoku/

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筆山 映子

動画の分かるフリーランスライターとして活動しつつ、RAIDの専属ライターとして、執筆活動やWEB運営の仕事をしています。このブログでは、動画を活用してビジネスに役立てていく方法などを広く発信していきます。

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